土手

みんな集合だよ~

なぜ俺はかたくなにイヤホンを変えないのか

イヤホンが壊れている。

 

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耳にカポッと付ける部分がどこかへ弾け飛んでそのまま音沙汰がない(上手いこと言った)。

これは最近壊れたわけではなく、1ヶ月くらい前には既に耳にカポッと付けるやつは行方不明になっていた。

 

 

この金属部分を耳に付けると、非常に痛い。しかも、時々中の方から「バチバチッッ」という音がしていて、とても恐ろしい。いつか耳に電気が飛んできて、頭がおかしくなってしまうんじゃないか。ただ、一応音楽は聞けるのでそのまま使い続けている。

 

 

私とて、そこまで貧乏なわけではないので、イヤホンくらい買える。別に音質にこだわっているわけでも無いので、1500円ちょいのイヤホンだったらすぐに買ったっていい。

 

しかし、そんな簡単なことをしないまま一ヶ月がすぎ、これから二ヵ月目に突入しようとしている。この現象は一体何なのか。なぜ私はイヤホンを買わないのか。

 

 

おそらく、「買いたいと思ったことを忘れてしまうから」だと思う。何を言ってるのか説明しよう。

 

私が主に聞いているのはラジオである。先ほどは音楽と書いたが、音楽はほぼ聞いていない。行きも帰りもお笑いのラジオばかり聞いている。夜寝る時にもお笑いのラジオを聴きながら眠る。「もう嫌!」となった時にも、お笑いのラジオを聞いていたおかげでなんとか生き残ることが出来た。お笑いのラジオは私の生命線である。そのため、いつでもどこでもラジオを聴けるように、MP3でたくさん保存して持ち歩くようにしている。

 

 

お笑いのラジオにおいて、大事なのはコンテンツであって、音質ではない。もちろん、聞き取りやすさが上がるのなら音質は高ければ高いほど良いが、最悪、聞き取ることさえ出来ればいい。なぜなら、喋っている内容が大事なのであって、高音とか重低音を意識しているわけではないからだ。つまり、今のままのイヤホンでも必要条件は満たせている。十分条件とまではいかないが、最低限はOKだ。そのため、わざわざイヤホンを買わなければならない理由はないのである。しかし、先述したように普通に耳が痛くなるので、新しいイヤホンは欲しい。買いたい。でも、買っていない。なんなんだ?

 

 

結局、ラジオを聞き終わってイヤホンを耳から外す時に、「あ〜おもしろかった!」が先行しすぎているのが原因なのかもしれない。

聞き終わってから、「音質が悪かったな…」とか「全然聞き取れなくて何言ってるかサッパリ分からなかった」などと思わず、とにかく「面白い!」という感情で完結している。そのため、「イヤホンを買わなきゃ(使命感)」なんてことは、頭の隅からどこかへ行ってしまうみたいだ。

 

 

今、これを書いている時はイヤホンが欲しくて欲しくてたまらない。「明日、連休前に新しいイヤホンを買うぞ!」と決意を固めているところだが、実際には買わない可能性が高い。なぜなら、明日聞く予定のラジオは“霜降り明星のだましうち”だからだ。

 

絶対に「あ〜おもしろかった!」で終わるじゃねーか。本当にありがとうございました。