土手

みんな集合だよ~

ドラッグストアの仕入れシステムを知りたい

近くのダイコクドラッグによく買い物に行く。

それは「シャンプーやビタミン剤を買うため」というのもあるが、足繁く通う理由は圧倒的にお菓子が安いからだ。

 

例えば、ぽたぽた焼。

優しいババアの顔が目印の甘じょっぱ煎餅であるが、こいつは100円。やすくない?他の近くのスーパーで市場調査を行ってみたが、他店では大抵130~150円程度と思われる。

 

 

手塩屋の煎餅。

空気を多く含んだ味の濃い煎餅で、こいつもまさかの100円。他店では、150円で売られていた。

 

 

亀田製菓のまがり煎餅。

湾曲した煎餅に染み込んだ醤油がGood。枚数が多いのもありがたい。驚くなかれ。これも100円。例のごとく、他店は150円で売っている。

 

 

「煎餅好きすぎだろ」と思った方。

Exactly。煎餅が好きだ。しかし、これだけだと煎餅にのみアンテナが張ってると思われるのも癪なので他にも例を紹介しておく。

明治のホワイトチョコレート。これはなんと50円!今までもワンコインだったが、さらに安いワンコインとなった。

 

そして、これからの季節に嬉しい鍋の素。あの類の商品は298円というのが相場だと思う。実際、ほとんどのスーパーでは298円(300円は超えないという値段設定)だった。しかし、ドラッグストアにおいては、奇跡の200円!なんで?

 

 

 

常識的に考えると、大量に発注をすれば仕入れ値は抑えられる。よって、売値もそれに応じて下げることが出来る。小売業の基本である。しかし、この現象はなんだ?ドラッグストアという薬が中心の店舗において、なぜこんなにもお菓子や食べ物を安く抑えられるのか。

 

 

考えられるのは、お菓子や食べ物では利益をあげようとは考えておらず、来店した客についでに薬を買わせることだ。薬に利益を多く乗っけることにより、元を取ろうとしているのではないか。そう考えると、確かにドラッグストアに行くと何かを買いたくなってしまう。トイレの消臭剤や柔軟剤などは買える時に買っておこうと頭が働くし、目を暖めてくれるマスクなんかは一目見たら即買いしてしまう季節になってきた。つまり、お菓子や食べ物はエサだ。そのエサに吸い寄せられてきた私たちをパクッと食べることにより利益を得る。ない話ではない。

 

 

 

もうひとつの可能性は、ダイコクドラッグには妖精が住んでおり、その妖精がお菓子や食べ物を生成してくれているという説。

その妖精は全盛期の深田恭子とほぼ一緒のボディで、顔は橋本環奈と石原さとみと広瀬すずと佐々木希と白石麻衣のいい所をかき集めて奇跡のバランスで成り立った顔立ちをしており、書道が八段でピアノを嗜み、休日はお菓子作りをしている途中、味見でお菓子を食べることが大好きという一面をを持っている。この妖精、堪らないことに米菓子が大好きである。だから店の裏でポンポンポンポン米菓子を量産しており、余りまくっているから煎餅を安く売り払えるのではないだろうか。また、この妖精はデートに連れていくと、どんな場所でも喜んでくれる。「お金がないから公園でもいい?」と聞くと、「むしろ公園がいい!」と答え、色鮮やかに染まった秋の紅葉を見て、目を細めて喜んでいる。こんなこともあった。ある日、いつも以上にニコニコしている彼女に「どうしたの?」と尋ねると、「あっ!バレた〜笑 えへへ」とニヤニヤ笑いだし、どうしてそんなに嬉しそうなのか追求すると、今日は両親の結婚記念日だそうだ。二人でゆっくり食事ができるように、気取らない、しかし雰囲気がとても良いレストランの予約を取り、サプライズで両親にプレゼントしたのだという。「今頃、楽しんでるかな〜!二人とも!」とルンルン気分の彼女を見て、俺はこう思った。

 

 

 

なんでドラッグストアのお菓子って、あんなに安いんだろう。。