あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

角刈りのキツネです。

ついに2019年に突入しましたね。

私は2018年の振り返りをしようと思ってちょこちょこ書き溜めていたのですが、それを披露することが出来ないまま年が明けてしまいました。残念です。

でも、よく見直してみたら120文字くらいしか書いていなかったので、こいつは埋葬しておきますね。

2018年は私がこのブログ、『土手』をスタートさせた年になりました。実は、私はもうひとつブログをやっていて、そちらは真面目に不真面目をやっている、かいけつゾロリのようなブログで、色々と構想は考えているものの記事が書けていません。

対して、こちらの『土手』では、私の頭の中でほぼ全てが完結しているブログになっていまして、もう書くのがめちゃくちゃ楽しいです。“ラク”なのではなく、楽しいという部分が重要で、ネタを考えてそこを膨らまして、文章に落とし込んでっていう作業が楽しくてしょうがないです。今では、記事数も100を超え、少しずつですが読んでくださる方も増えてきました。具体的にどんな人が読んでくれているのかと言うと、ブラックタイガーやサーベルタイガーといった、エビやトラ類、あるいは雷神・風神がよく読んでくれているみたいです(いつもありがとうございますっ！)。

ちょっとここから真面目な話をさせてください。

私にとっての原動力が何なのか？

それを見つめ直した時、「人を笑わせたい」というものが出てきました。人は様々な場面で笑います。嬉しくて笑うこともあれば、面白くて笑うこともあります。悲しい時に自分を奮い立たせるために笑うこともあります。笑うという行為は色々なシーンで見られるものですが、その中でも私は「面白くて笑う」ことが大好きです。「くだらね〜〜」と言って笑っているその瞬間が一番楽しい。高尚な話を聞いて教養を高めることよりも、居酒屋で友達の失敗話なんかを聞いて( ﾟ∀ ﾟ)ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊハハﾉ ヽﾉ ヽﾉ ヽ/ ＼/ ＼/ ＼と笑っている時間が、自分にとっては大切で尊いものだと感じています。まさに、なんの得にもならないものが愛おしくてしょうがないのです。(この場合の得は、経済面や教養面を指す)

近い将来、人間の仕事をロボットが行うかもしれないと巷では話題です。「笑い」はどうなるのでしょうか。

実際にその現場を体験してみないとどうなるか分かりませんが、私個人の考えでは、将来的に見ても人間の方がロボットよりも笑いのレベルは上だと思っています。（というよりも、そうならざるを得ない。これはこの後軽く説明しますが…）ただ、大喜利AIというもののがもう既にあって、これはAIが大喜利をするのですが、精度がめちゃくちゃ高い。AI作であることを隠して、人間がそのまま答えを流用しても爆笑を取れるような回答を秒速で出してきている。なので、結果だけ見ると人類は既に人工知能に近付かれていて、こと大喜利の世界においては喰われ始めているとさえ考えられます。

しかし、話はそう単純ではないです。

たとえば、ある回答を松本人志が言ったら？

出川哲朗に言わせたら？千原ジュニアが答えたら？その笑いの質は確実に変わります。それが同じ回答であっても、答える人によって笑いは増幅したり減少するというのが、人間の感情です。まだコンピュータでは、この人間の感情をコントロール下には置けないと思います。

もしそれが実現するんだとしても、今まで生きてきた20~30年の重みを持っている人類の殆どは、生きているうちにコンピュータを人間と思うことは無理なんじゃないかと考えています。だから、コンピュータが人間と同じ土俵に立てるのは、少なくともこれから生まれてくるまた新しいデジタルネイティブ世代、生まれた瞬間からコンピュータが笑ったり漫才したり泣いたりしてる世界が日常になってから。

別にコンピュータが笑いを取ることがダメと言っている訳ではなく（むしろ今後はそうなっていくのも面白いと思ってはいますが）、私が生きているうちはそれは厳しいでしょう。

だからこそ、私は人間がおもしろをやっているのが好きだし、私もそのおもしろを少しでもやりたい、広げたい。

こうやって文章を書くことが好きというのもあって、まずはこのブログをしばらくやって行きます。途中でまた色んなことに手を出したりするかもしれないけど、この『土手』に集まってくる人達で、変な話をさせて笑い合いたいなと強く思います。

2019年、またみんなで『土手』に寝っ転がって、安い酒片手に存分に楽しみましょう。

本年もよろしくお願いします！

って、祖母が波打ち際で言ってました。