大阪、赤信号で渡りすぎ問題
こんにちは。
ミノタウロスです。
めっきり寒くなってきた今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は最近、気になることがあります。
それは、
「大阪の歩行者、赤信号で渡りすぎでは?」問題です。
私はこれまで、神奈川県に20年、千葉県に3年、大阪に1年住んできました。
また、毎年福岡の実家にお盆と年末に帰省しているため、それぞれの土地柄の人を見る機会がそこそこあります。
その中でも、大阪の人はすごい勢いで信号を無視しているように思えます。
今朝の通勤途中でも、2~3人無視しているのを見かけましたし、帰り道では、三人が連れ添いながら無視していきました。
別に大阪人全員がそうだとか分母の大きい話をしたい訳ではありませんが、東京、千葉、福岡に比べて、大阪の信号無視率は異常です。
毎日のように信号を無視しているおじさん、おばさん、オニイサン、オネエサンを見ます。
これは、横断歩道が狭くて信号線が1本しかない場所とかの話ではありません。
国道もビシバシ通っているし、なんなら交通量は多いところでです。
よく比較されることの多い東京と大阪。
今まで関東で育ってきた私が、1年間大阪で過ごしてみて抱く大阪の印象は、「赤信号で結構渡るよね」「エスカレーター右だよね」「粉もんマジ美味いよね」の3点です。
新しい土地で感じる印象として、「赤信号でも結構渡るよね!」っていうのが、上位に入るくらいの衝撃、頻度で目にします。
私自身、赤信号で渡ったことがないなんてことはないのですが、やはり子どもがいる時や日中なんかは基本的に渡りません。
しかし、ド平日のド日中に「私道かな?」という勢いでブイブイ渡っている彼らを見ていると、間違っているのはこちらかもしれないと錯覚しそうになります。
昔、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という標語がありました。
集団心理のひとつとして、母体が大きくなるとそこに所属する自分までも大きい存在なのだと思い込むことがありますが、それを皮肉っているのかもしれません。
しかし、今や大阪では「赤信号、一人で渡ってもええんやで?」です。昔は集団に属すること(会社、村、グループ)によって力を得ていましたが、一人の力でも生き抜くことが可能になった今、赤信号をみんなで渡る必要は無くなりました。1人でスイスイ勝手に渡ればよいのです。周りに流されることなく、自分のことだけを考えて。もしかすると、赤信号を無視して渡っている人は、新しい時代の寵児なのかもしれません。未来を切り拓いていくポテンシャルとエナジーとアグレッシブさを持った存在。それが彼らの正体です。
なるほど、そういうことであれば、赤信号で渡ることも頷けます。
いやいやいや、頷けませんよ。
普通に危ないでしょうよ、何やってんですか。
子どもが見てるでしょ、真似しちゃうでしょって。
やめなさいよ、赤信号で渡るのは!