TikTokから発せられる忌避感の正体
────TikTokの広告がウザくて、イライラしている全ての人に捧ぐ
ツイッターをやっていると、自分のタイムラインに勝手に広告が混ざりますよね。
マッチングアプリやらファッションアイテムやらよく分からんゲームやらと多種多様です。そんな中でも、毎日一度は目にしている「TikTok」というアプリ。
Twitterに現れる広告内にて、約15秒ほどの動画が載せられていて、その内容は「可愛い女の子が陽気な音楽をバックミュージックに奇妙なダンスを踊る」というもの。これを日に何度も目にします。
こう何度も何度も脳に刷り込まされると、「ダウンロードしようかな?」という気持ちにさせられるものですが、実際に見てもいないのに心の中で「No!!」と拒否をしている自分がいます。
これはなぜなのでしょうか。
いいではありませんか。可愛い女の子を見れて、幸せじゃないですか!
しかし、なぜかダウンロードに手がかからない。無視をする。
「ハンッ!な〜にがTikTokだよ!」と思っている。なんとなく、下に見ている。
どうしてそんな現象が起こるのか。
3点あると思っています。
①「TikTok」は最新のお遊びである
②なんやかんや言って、陽キャ中心の文化
③おもしろくはない
①「TikTok」は最新のお遊び
TikTokの動画を見たことがある人はいますか?
例えば、これを見てください。
— 山口 良太 (@inudog_november) 2018年10月4日
「トラックボールマウスが蚊に刺されたからムヒを塗ってあげてる」動画ですね。
この動画、実は私が撮りました!
流石に何も触らずに「イヤイヤ!」言っていてはいけないと思ったのです。
なので、実際にダウンロードして、動画を撮ってみたのですが、これは凄いです。
おもしろさはさておき、技術がすごくないですか?
まず、動画中に流す音楽を選ぶことができます。アプリ側で既に用意されている曲であれば、タップをするだけで選んだ音楽が動画に乗っかります。
次に、動画のスピードを選ぶことができます。動画を速くしたり、遅くしたりといった加工が、これまた選択するだけで可能です。ムヒを塗っているところは3倍速にしています。
最後にスタンプ。これはSNOWのカメラアプリをイメージしてもらえればいいのですが、その数、種類がめちゃくちゃです。カメラアプリに疎いため、「こんなに進化してたんだ!」と驚きを隠せない。例えば、この動画でいうと、蚊を飛ばしていますが、これはスタンプを選んだから。
上記したようなことって今まではパソコンを使って編集ソフトを使ってやってましたよね?それが、スマートフォン一つでできちゃってるんですよ!単純に技術の進化がすごい。そりゃ、撮る方も楽しくなりますよ。言うなれば、自分の演出でCMを作成しているようなもんなんですから、そりゃ楽しいよね。
た・だ!
この波に乗り切れない人々がいます。
それが、我々おじさん予備軍、およびガチおじさんです。
まず、新しいものに触れるのが怖くなってきている年代だということ。これまで蓄えてきた知見だけでこのまま生きていけちゃう人。TikTokは娯楽アプリですから、別にやっていなくても問題はない。ただ、若者がワイワイしているところを見て、疎外感を感じる人種でもあります。そんな状況に生きていると、「な~~にがTikTokだ!」となってしまうのもわかる気がします。
②なんやかんや言って、陽キャ中心の文化
まぁ、乗り切れない理由の一番星がこいつですわ。見てると、「陽キャしかいねーじゃねーーか!!!!」となりますわ。
もう、見渡す限り美男美女ばかり、可愛い子、かっこいい人、芸能人!
そんな人たちが一緒にキャッキャウフフしているところに入り込めます?入れないでしょ?いや、別に混ざる必要はないんだけどさ。
TikTokはアプリを起動すると、「おすすめ動画」みたいな感じで、毎回その時に人気の動画が流れたりするんだけど、まぁ~~可愛い子が多いこと!そんなのを毎日のように見させられてご覧なさいよ!なんか・・・自信なくしてくるじゃないですか!!我々、一般ピーポーはさぁ!!!
顔出しもするし!!若さもあるし!!毎日が輝いている人たちの社交場ですよ!!
俺たちはそれを教室の隅っこで見てるのがお似合いなんだよ!!(シクシク。。。)
と、そんな学生時代の悲しい思い出を呼び起こすようなこともあり敬遠をしてしまうんだ!!
「へっ!俺たちはTikTokなんかよりおもしろいこと知ってるもんね!!」と息巻き、家に帰ってシコるだけの毎日!!Be Ambitious!!
③おもしろくはない
まぁ、、、、、別に面白くはないよね。
美男美女が多いから目の保養にはなるけど、爆笑するとか、知的好奇心を刺激されるとかはない。結局、今アプリ内で流行っていることを別の人がやっているだけで、そこに新しさはないし、既視感だけが残る。
仲間内で盛り上がりはするだろうけど、内輪で盛り上がっている姿を見させられることのつまんなさったらないからね。たまに、ファミレスなんかで「俺たちのセンスをみせてやるぜ!」とばかりに、デカイ声でおもしろトークを繰り広げる輩がいるけど、うるせぇよハゲが!!誰も聞いてないんじゃい!!そんな感情を持ったりします。
おもしろいと言っても、自分たちでやるから楽しいのであって、あんまり他の人のやつでゲラゲラ笑っている層って、使ってるユーザーの中でもあんまりいないんじゃないかな?
まとめ
以上三点!!
これらの理由のいずれかを、TikTokを敵対視している人は心の何処かで持っている!!はず!!
どうでしょうか?思い当たる節ありましたか?
私は今後も別に活用することはあまりないかなとは思うのですが、
もし何も使用していなくて「TikTokはダメ!!」と言っている人は、触ってみてもいいかもしれないですよ。新しい世界が開けるかも。
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よし、次の学会ではこれを発表しよう・・・・・