座席間に衝立(ついたて)のようなものをつけて欲しい
もし可能であるならば、飛行機の座席に首元を固定する器具を装着してくれないだろうか。
先日、大阪⇔福岡間をLCC(格安旅行券)で行ってきたのだが、飛行機内の手持ち無沙汰ったらない。
格安で移動手段を提供してもらっている手前、「目の前にスクリーンを用意してそこで映画を流せ」とか、
「窮屈だから一人あたり6畳用意しろ」とか、そういう無茶は言うつもりは無い。
私はただ、座席間に衝立のようなものさえあれば、安心して眠ることが出来るんじゃないかと思うだけなのだ。
これはまぁ、飛行機だけではなく電車にも当てはまるのだが、座って寝るとどうしても体のコントロールが利かずに揺れ動いてしまう。
その結果、隣の人にもたれかかるという事故を引き起こす。
はっきり言って、急に見知らぬオッサンが肩にもたれかかってきたら事案である。
当たり前だ。
見知った仲でさえ急に相手に触ったらセクハラという世の中、知らない人が突然自分の肩に体重を預けてくるのだから。
いつその体重を許可したんだ、となってしまう。
しかし、なぜか乗り物内においては、睡眠を免罪符にみんな見逃してもらっている。
「眠かったんでしょ、しょうがない」
なるほど。この心が世界に伝わればきっと戦争はなくなるのに。
しかし、訴えはしないでいてくれるものの、とんでもない汚物(動物園の動物全員が3噛みずつしたあと下水道に流れ着いた後に壁に付着しているガムなど)を見るような目で私のことを睨んでいる時がある。
これに関しては本当の本当に申し訳ない。
開き直るつもりなどない。10000:0で私が悪い。
だからこそ、公共の場での睡眠は衝立のようなものさえあれば、寝放題なのに・・・と思う次第である。
飛行機には収納型の手すりが備え付けられているが、それと同時にヘッド用の衝立を一緒に出すことは出来ないだろうか。
どうだろうか。検討してみてくれないか?
ちょっとした窪みでもいいから、頭を「カポッ」てはめる所が欲しい。それか、寄りかかっても大丈夫な衝立のようなもの。
パーソナルスペースさえ確定すれば寝放題のはずなんだ。
サラリーマンにとって、平和な日本を盾に乗り物内で寝ることは貴重な体力回復ポイントなんだ。
セーブポイントなんだよ。電車は。
私たちリーマンにとっての、移動するポーション、速いケアル、ルーラ&ホイミなんだよ。
だから頼むよ。
座席間に衝立、もしくは凹み。
ご検討のほど、よろしくお願いします。