ドラゴンパンティー国会
「ドラゴンパンティー」
ザワッッッッ!!
突如、国会に響いた一つの単語。
ドラゴンパンティー
これまでカジノ法案について議論をしていたはずなのに、急に首相が「ドラゴンパンティー」と呟いた。
ザワつく国会。エロすぎる人妻。
カジノ法案はいったん先送りとなり、議論の焦点はドラゴンパンティーに向けられた。
つまり、ドラゴンパンティーとは、「ドラゴンが履いているパンティー」なのか?
それとも「ドラゴンの絵が描かれているパンティー」なのか?
国会はタカ派・ハト派ならぬ、「ドラゴンが履いているパンティー派」「ドラゴンの絵が描かれているパンティー派」に分かれた。
「パンティーを履いているドラゴンなんて見たことがない!そんな奴がいたらパンティードラゴンと呼ばれているはずだ!」
「ドラゴンがパンティーを履いてないなんて誰が決めた!?それよりもドラゴンの絵が描かれているパンティーなんて見たことがないぞ!」
「いや、俺はドラゴンの絵が描かれているパンティーを見たことがあるぞ!しかし!ドラゴンがパンティー履いている姿なんて見たことがない!」
「ドラゴンがパンティーを履いているスポットにお前が行っていないだけだろう!自分の努力不足を棚に上げるな!俺はドラゴンがパンティー履いている姿を見たことがあるぞ!」
「どこでだ!!」
「ココでだ!」
「ただの風俗じゃねーか!!それは恐らくドラゴンではない!!」
「じゃあ今は俺がドラゴンだ!(ズボンを脱ぐ)ほら見ろ!ドラゴンがパンティーを履いているじゃないか!」
「いったいおまえは何を言っているんだ!!!!」
「それに、ドラゴンは火を吐くけどお腹は冷え性なんだ!はくのは火だけじゃない!パンティーもだ!」
「(爆乳者がカーディガンを着てたら、拙者……拙者……もう……)」
「オイ!コイツ上手いこと言おうとして、あることないこと言い始めたぞ!」
「地球儀を回して〜世界百週旅行♪」
「コイツ議論が押されてるからって『家政婦のミタ』のテーマソング歌って誤魔化し始めたぞ!」
「いやいや、待て待て!もしかしたら“ドラゴンパンティー”という新しい法案の異名かもしれないじゃないか!アベノミクスみたいな!ねぇ!首相!そうでしょう!?」
「うるせえ!いきなり第3勢力が沸いてくるな!!」
「(あぁっ……そんな姿になってしまったら……なってしまったらそれはもう拙者は……!拙者は……!)」
首相「ドラパン」
「ちょっと首相!!急にドラゴンパンティーを略さないでくださいよ!まだ議論の決着がついてないんですから!」
侍「イクーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
爆乳者がカーディガンを着ている姿が三度の飯よりも好きな侍がどこからともなく現れ、国会に性が放たれた。
静まる国会。エロすぎる人妻。
「あれ?この変な空気って俺のせい?」と言いたげな侍。
もうこの混乱を止められるのは首相しかいない・・・っ!!
議員たちは一斉に首相の方向を向いた。
首相「スカイラインブラジャー」
「スカイラインの絵が描かれているブラジャーに決まっている!」
「ちがう!スカイラインがブラジャーを付けたモデルが出たんだ!」
霞ヶ関は、今日も眠らない・・・