「よく噛んで食べなさい」と言われても、暇すぎてそんなに噛んでられない件
こんばんは。
ミノタウロスです。
子どもの頃、親から「よく噛んで食べなさい」と教わりましたよね?
顎の力や歯を強くするためによく噛むことが必要ですが、大人になるとファストフードで食事を済ませる機会も増え、ササッと食べ物を飲み込んでしまいがちです。
そのため、スローフードと言われる、ゆっくりとした食事が推奨されています。
咀嚼力も上がるし、よく噛んで満腹中枢が刺激されることで大食いも防げ、栄養の吸収率も良くなります。
顔の筋トレにもなると言われており、特にこれと言ったデメリットは見受けられないように思えます。
ただ、一点だけ、実現が難しいと思われる要因を見つけてしまいました。
それは、、
噛んでるあいだ、暇・・・・・
ということ。
そうです。
食べ物をよく噛む大事さはよく分かりますが、なんと言っても咀嚼中ひまでひまでしょうがないのです。
よく噛んでいる人は、噛んでいるあいだ何を考えているのでしょうか。
私は、「1回、口に含む量でだいたい20~30回ほど噛むといいよ」と聞いたことがあるので、「1,2,3,4,5,6...」と回数のことしか考えていません。
でも、そんなことをしていても食事が楽しくありません。本来、食事は楽しいもののはずです。なのに、こんなのはあんまりじゃないですか。「よく噛んで食べる」ということばかりを考えてしまい、その間は何も考えることができません。どうしたらよいのでしょうか。
「匂いを嗅ぎまくる」というのをしてみたことがあります。
しかし、年中鼻炎のため、食事を楽しむ要素の一つである匂いをあまり感じ取ることができませんでした。
私はミノタウロスなのに、鼻炎。
悲しすぎる事実をまたひとつ知ってしまいました。
僕はスローフードをして、よく噛もうとしただけなのに。どうしてこんな目に。。
モグモグモグ(1,2,3,4,5,6...)
ムシャムシャムシャ(10,11,12,13,14...)
うーん、なんでしょうか、これは。
なぜか賽の河原を思い出しました。
石を積み上げては崩される、積み上げては崩されるという終わることのない業。
噛んでいる回数を数えている時の心境はこれに近いです。
自分が「業」とまで感じているのだから、そりゃ楽しいわけがありません。苦行です。
あの大鬼は最低です。あんなもの、やらせるもんじゃありません。
本音を言えば、あんまり味も分かってないです。できることなら、3~4回の咀嚼で済ませたいんです。
だって、味のインパクトがあるのって一番最初に舌に到着した時と、それを噛み砕いた時で、それ以降は惰性じゃないですか。
次の味のインパクトを早く味わいたいから、咀嚼はそこそこに次のブツを口の中に放り込みたいんですよ。分かりますか?この気持ち。
なので、スローフーダーの皆さんにお聞きしたいです。
「噛んでいる時、何を考えているんですか?」
ミノタウロスといっても、僕は気品があるタイプのミノタウロスなので取って食べたりなんてしません。
安心して話しかけてきてください。
よろしくお願いします。